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練りようかんと蒸しようかんと外郎(ういろう)の違いとは?メモ
練って固めるか、蒸して固めるか。
以上です…。
いやいや、ちゃんと調べました。
作り方で変わる
練羊羹は寒天で固める
小豆の餡を型に流し込み、寒天で固めた和菓子のこと。
寒天を水に入れ火にかけて溶かし、砂糖と餡を入れて練りながら煮詰めて作る。
単に羊羮という場合は練り羊羮をさす場合が多い。
寒天で固めるんですね。
蒸羊羮は澱粉で蒸し固める
小麦粉,葛粉,片栗粉等を混ぜ、餡に加え、捏ねて蒸し固めて作る。
蒸し羊羹は寒天ではなく葛粉等の澱粉で固められます。
外郎(ういろう)
蒸しようかんから派生したもの。
米粉や小麦粉、ワラビ粉などに黒砂糖などを加え水で練り、蒸した和菓子。
一般的にはういろうは名古屋の銘菓のように考えられているが、京都や小田原、山口のものも知名度が高い。
水羊羹
寒天を煮て溶かし、砂糖,漉餡(小豆)を加え混ぜ、型に流し入れて固めた羊羹。
練り羊羹に比べて餡が少なく、水が多い。
煮詰めずに作るので水分が多く、柔らかくてあっさりしている。
始まりは蒸しようかん
羊羮の登場は室町時代、蒸し羊羮だったそうです。
江戸時代になると寒天を使うようになり、練羊羹が広まったそうです。
寒天を使うと蒸さなくても日持ちが良くなり、食感も好まれたこともあって、いつしか羊羮と言えば「蒸し」よりも「練り」が主流になったそうです。
水羊羹は夏?冬?
水羊羹は元々は冬のお菓子だったそうです。
おせち料理のデザートとして、お正月の時期のみ作られていたそうです。
冷蔵庫で冷やした水羊羹、夏でも冬でも美味しいですよね^^