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ロサンゼルス観光の移動手段「LAメトロ各線、メトロバス、LADOT Dash、その他バス、TAPカード、レンタカー」についてのまとめ
ロサンゼルス観光時の交通手段としてまず一番自由度が高いのはやはりレンタカー。
レンタカーやタクシーでも良いのだが、ロサンゼルスはアメリカで最も渋滞がひどい街と言われている。
ハリウッドやダウンタウン周辺は渋滞することが間違いない。
そこでメトロと言われる鉄道やバスが近年とても便利になっているそうなので調べてみたところ、メトロレール各路線で観光名所はほぼ行けてしまう。
バスも少し使えばほぼ完璧と言える便利さだった。
なのでメトロの駅近くのホテルに泊まるととても行動しやすいことが分かった。
空港からメトロ駅まで、バスセンターまでの無料シャトルバスについては「ロサンゼルス国際空港からの移動についてフライアウェイバスと無料LAXシャトルバス」を参考。
空港からハリウッドやダウンタウンまで直通のフライアウェイバスについても参考にして下さい。
こちらの記事も参考にして下さい。
こちらは必見の記事。 アメリカ旅行計画!海外WiFiレンタルはどこが良いのか比較しておいた
ロサンゼルス鉄道メトロとは?料金とマップ参考
MTA(Metropolitan Transportation Authority:ロサンゼルス郡都市交通局)が運営する、鉄道とバスを含む交通機関がメトロと呼ばれている。
日本のように地下鉄を想像してしまうかもしれないがそうではなく、MTAが運営している電車・地下鉄・バスも含みメトロと言われる。
料金も日本に比べて格安で一日乗り放題券まである。(料金について詳しくは後ほど)
ほとんどの路線で10~20分間隔で運行されているので時刻表はそれほど気にしなくても大丈夫。
メトロバスは、ロサンゼルス市内を縦横無尽に走っているが、渋滞もあるためやはり時間がかかる。
メトロレール(電車・地下鉄)では紙のチケットが廃止されているのでTAP カードの購入が必須。
TAPカードについても詳しくはのちほど。
メトロ鉄道日本語ページから各路線のマップをダウンロード参照できる。
色分けされたメトロレール(Metro Rail)各線
- Red Line レッドライン
- Purple Line パープルライン
- Blue Line ブルーライン
- Expo Line エクスポライン
- Green Line グリーンライン
- Gold Line ゴールドライン
- Orange Line オレンジライン(バス)
- Silver Line シルバーライン(バス)
Red LineレッドラインとPurple Lineパープルラインがどちらも通っている場所があるが、このような場所はどちらに乗車しても大丈夫。
各路線の取り換えが可能な駅が〇印となっている。
Orange Lineオレンジライン(バス)とSilver Lineシルバーライン(バス)はバ ス専用車線を走りMetro Rail 電車のように 運行しているので通常のバスより高速となる。
メトロレールの主要ポイント(鉄道の駅)
マップの中の矢印は、ロサンゼルス観光ポイントとなりそうな場所の最寄り駅。
〇印は別ラインへの乗換えが可能な駅。
主要ポイント | ライン | 駅名 |
---|---|---|
ロサンゼルス空港 | Green Line グリーンライン |
Aviation/LAX |
ハリウッド | Red Line レッドライン |
Hollywood/Highland |
サンタモニカ | Expo Line エクスポライン |
Downtown Santa Monica |
リトルトーキョー | Gold Line ゴールドライン |
Little Tokyo/Arts District |
グリフィス天文台 | Red Line レッドライン |
Vermont/Sunset |
ユニオンステイション | Red Line レッドライン Purple Line パープルライン Gold Line ゴールドライン |
Union Station |
グリフィス天文台に行くにはVermont/Sunset駅を出てすぐ、DASHという市営バスに乗る必要あり。
DASHについて詳しくはのちほど。
ビバリーヒルズに行くには2018年4月現在のところバスを利用しなければならない。
マップを見た感じでは、いずれPurple Lineパープルラインがビバリーヒルズまで開通するように思える。
メトロバス
Metro バスは郡内のほとんどの主要道路を通り、バスはオレンジ 色に塗装されている(白にオレンジのストライプの場合もある)。
現金の場合はお釣りがでないので小銭が必要。
TAPカードを利用した場合のみ、2時間以内であればメトロレールと乗り継いでも1回の運賃1.75ドルで乗車可能。(TAPカードについて詳しくはのちほど)
メトロレール(鉄道・地下鉄)ではTAPカードが必須なので、ロサンゼルス観光には必ず必要と思っておいても良いと思う。(レンタカー利用の場合は別)
バス停路線図は画像。
見づらい場合、公式サイトPDFで路線図をダウンロード。
別会社のバスからメトロバス、またはメトロバスから別会社のバスへに乗り換える場合、乗車時にバスの運転手にお伝えておく。
乗換運賃は、最初に乗車してから有効な時間制限があるので注意。
時間を超える場合は乗換料金でなく通常料金を払えばよいのだと思う。
メトロラビットバス
700番-799番の路線番号が付けられていて、車体が赤く塗装されており、「Rapid」と表示がある。
快速バスより停車駅が少なく、長距離移動に便利。
個人的にはメトロレールに乗ってしまう方が断然早そうなので利用しない気がする。
料金はメトロバス同様$1.75。
ラビット専用路線図は公式サイト700番-799番のページでダウンロード可能
使いそうなメトロラビット
上のバス路線込みの図を見ると、赤い線で700番台~の路線番号になっているのが分かる。
ロサンゼルス国際空港~ロサンゼルスダウンタウンへはラビットの745番路線。
空港~ハリウッドハイランドへは757番路線を使えることが分かる。
ロサンゼルスダウンタウン~サンタモニカへ行くには704番路線。
ロサンゼルスダウンタウン~ビバリーヒルズへ行くには720番路線。
メトロレール・メトロバスの料金は1回1.75ドル 乗り放題もあり
料金については公式サイト日本語ページの下の方に書いてあるが、ここにも簡単に書いておく。
1回分 | $1.75 |
1日パス | $7 |
7日パス | $25 |
30日パス | $75 |
電車・バスともに、どこまで乗っても1回$1.75とかなり安い。
4日以上利用する場合は7DAYPASSがお得になる。
注意しなければならないのが、現金で支払う場合お釣りは戻らない。
TAPカードを利用した場合のみ、2時間以内であればメトロレールと乗り継いでも1回の運賃1.75ドルで乗車可能。(TAPカードについて詳しくはのちほど)
メトロレールでは紙のチケットが廃止されているのでTAP カードの購入が必須。
1DAYパスなどの乗り放題についてはメトロ以外のバスは非対応なので注意。
7日パスはDASHなどのメトロ以外の提携会社のバスも利用可能な場合あり。
TAPカード(タップカ-ド)について
メトロレール(電車・地下鉄)では紙のチケットが廃止されているのでTAP カードの購入が必ず必要となる。
TAPカードとは日本で言う「Suica」や「PASMO」の様なチャージ式のICカード。
- 1日乗り放題や7日間乗り放題をチャージ
- ある程度の金額をチャージしてその都度自動精算
JCBのクレジットカードでもチャージが可能。
Metro Rail(メトロレール) および Orange Lineの 駅にある TAP 自販機で購入する 。
カード代は1枚1ドルと安い。
TAPカードを利用した場合のみ、2時間以内であればメトロレールとメトロバスを乗り継いでも1回の運賃1.75ドルで乗車可能となる。
乗車1回分1.75ドルのみチャージ、2回分まとめて3.5ドルチャージ、$5、$10、$20、$40のチャージの仕方がある。
TAPカードの使い方購入方法について詳しくはJCBのサイトを参考にすると分かりやすい。
メトロ以外の提携バスに乗る場合、乗換料金を払わなければならなくなる。(最初の乗車時に支払うとTAPカードに記録される)
ロス市営バス LADOT Dashについて
ロサンゼルスの人気観光スポット、グリフィス天文台に行く際に利用することになる市営バス“DASH”。
平日 12:00PM –10:00PM
土日・祝日 10:00AM –10:00PM
約20分おきの運行で、料金は1回の乗車に付き50セント。
メトロ同様お釣りは戻らない。
MATと提携しているためTAPカードも利用可能で、その場合は35セントになる。
メトロの鉄道ではTAPカードが必ず必要なので、DASHを使う予定であればカードを買った時に予めチャージしておくのが安心。
DASHはTAPカードの1Dayパス対象外のため、1Dayパスの他にチャージしておく必要がある。
2018年現在は7Daysパスか30日パスならDASHにも対象。
DASH公式ホームページ(下方に路線図と時刻表あり)
サンタモニカ市営バス ビッグ・ブルー・バス(bigbluebus)
通称「BBB」で車体は青。
サード・ストリート・プロムナードを中心にサンタモニカ全域を走行している。
ロサンゼルス国際空港や、カリフォルニア大学、ウエストウッドに乗り換えなしで行く事ができる。
ロサゼルス国際空港近くのホテル周辺も通っているため、空港近辺からサンタモニカに行く時にも利用することになる(Route ③ の路線か快速のRapid ③)。
この路線は、ロサンゼルス空港から最も近いメトロレイル、グリーンライン(電車)の「Aviation/LAX Station」駅まで行くことも可能。
料金
運賃は$1.25(急行は$2.25)、乗り換えは50セント、1日券は$4。
2018年4月現在、TAPカードの利用は可能。(不可というサイトがあったが現在は可能となっている)
ロサンゼルス空港からサンタモニカへ行く場合、通常30駅のところ、ラビットを使うと11駅とかなり楽になる。
ビッグ・ブルー・バスの路線図・時刻表
https://www.bigbluebus.com/Routes-And-Schedules/
ラビットはだいたい30分おきに出ているよなので出来れば上の時刻表を確認しておく。
サンタモニカとロサンゼルス国際空港間であれば、「Rapid 3」というところで路線図が見れ、そこから「Rapid3Schedulet」 というところをクリックすると時刻表が見れる。
■参考■
カリバーシティーバス(Culver CityBus)
map bas stop ***というところをクリックすると路線図が見れるが、その路線図のページはここから。
上のマップを見ると主にカルバー・シティ(Culver City)周辺に多く、ロサンゼルス国際空港からウェストウッド(Westwood)までを走っているのが分かる。
ハリウッドやロサンゼルスダウンタウン、サンタモニカの観光では使うことがなさそうに思える。
⑥番の路線を利用すると、ロサンゼルス空港から最も近いメトロレイル駅の「Aviation/LAX Station」まで行くことが可能。
こちらもTAPカードでの乗車が可能。
Culver City Busから別のバスに、または別のバスからCulver City Busに乗り換える場合、乗車時にバスの運転手伝える。
乗換運賃は、最初に乗車してから2時間以内が有効。
料金
1回1ドルで、TAPカードの利用も可能。
ホップオン・ホップオフ ダブルデッカーバスで1日乗り放題
Star Line の「Hop-On Hop-Off Double Decker City Tour」という、最初に乗ってから24時間乗り放題のバスがある。
これは観光客向けでツアーのように事前予約が必要。
上のマップで分かるように、このバスだけでロサンゼルスの観光地は全て行けるようになっている。
日本語オーディオガイド付なので観光客としては安心できる。
色分けされた6つの路線があり、空港~ダウンタウンロサンゼルス~リトルトキョー~ハリウッド~ビバリーヒルズ~サンタモニカなど、全て行き来できるようになっている。
路線と停車場所については公式サイトで確認。
http://starlinegps.comへアクセスし、地図上でバスの位置を確認することや、バスルート、バスの行き先、バス停番号を入力すると到着時間を知ることができる。
電話をかけてバスの到着時間を教えてもらえたりと、旅行者にはとてもありがたい。
その代わりツアー料金なので格段に高い。
お金に余裕があって、安心して乗りたい場合にはこちらを利用するのが一番簡単で安心できる。
「ホップオン ホップオフ バス」で検索。
24時間乗り放題料金
大人; $49
小人 (3-11); $30
48時間乗り放題、72時間乗り放題もある。
海外対応の乗換ナビもある
ロサンゼスメトロレールは上のマップさえ見れば乗換なども簡単だが、海外の鉄道に対応した乗換ナビtransit.navitimeがある。
バスには非対応。
国別にアプリもあるので、利用したい国だけアプリをインストールしておくと良いかもしれない。
インターネットに繋がらない時に便利。
メトロの乗換ナビ
ロスメトロの公式サイトの中にTrip Plannerというのがあり、ここでメトロの乗換案内を見ることもできる。
バスにも対応しているのでかなり優秀。
日本語未対応なのでgoogle翻訳を使う。
電車・バス料金まとめ
1回料金 | 1DAYPASS | TAPカード利用 | 行き先 | |
---|---|---|---|---|
メトロレイル | $1.75 | $7 | 利用可 | ロス全域 |
メトロバス | $1.75 | $7 | 利用可 | ロス全域 |
ダッシュ (LADOT Dash) |
¢50 TAPカードは¢35 |
利用可 | グリフィス天文台 行きで利用 |
|
ビッグ・ブルー・バス (bigbluebus) |
$1.25 急行$2.25 |
$4 | 利用可 | 空港付近から サンタモニカ行きなど |
カリバーシティーバス(Culver CityBus) | $1 | 利用可 |
※TAPカードについて、1DayPassはメトロ以外利用不可なので、チャージが必要。
備考
空港から各地まで直通のフライアウェイバスについて、空港からメトロ駅、バスセンターまでの行き方についてはこちらを参考。
自分用に書いた記事だけどとても疲れました…。
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