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改善してよ ドライヤーの故障!KOIZUMI MONSTER KHD-W702の修理
ヘアドライヤーって、いつも断線・接触不良で壊れませんか?
温風が出ないとか、接触不良で電源が入らなかったり。
我が家のドライヤーは何度買い替えても必ず同じ場所が接触不良を起こして壊れます。
その度自分で修理しています。
簡単ですが、それでも結構面倒くさい。
店舗で見てると接触不良を起こしにくいドライヤーはないように思えるので、修理がしやすいドライヤーを選んで買ってます。
今回故障した KOIZUMI製 MONSTER KHD-W702
今家にあるものはこれ。
![KOIZUMI MONSTER KHD-W702](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
■NEW商品
amazonで6,000円代と安い割には大風量で、良い働きをしてくれるので気に入ってます。
どの製品でも毎度毎度壊れるのは、コードの付け根部分。
必ずここが接触不良になりませんか?
もしくは、見えない所の場合もあります。
なんでもっと改善してくれないんだろう。
買い換えさせるためじゃないのー?
なんて思ってしまいます。
分解します
■KOIZUMI(コイズミ)MONSTER(モンスター)品番 KHD- 702の分解
分解方法は簡単ですよね。
ドライバーでネジを2本くらい外すだけでなので。
![ドライヤー分解](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
上の画像を見ると、矢印の部分が断線してるのが分かります。
この断線部分を除去してつなぎ直せば良いだけなんですが、簡単でもやっぱり面倒…。
ネジを2つ外してパカっと明けたところが次の画像です。
![分解 開けたところ](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
はんだ付けされた部分と断線部分
下の画像ですと、上の矢印部分が元々はんだ付けされていた部分です。
下の矢印が断線部分。
ズームすると分かると思います。
![ドライヤーの断線部分](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
修理しづらいものは、このネジを外して蓋を開けるのが、簡単には出来ないようになっているものがあります。
根本を覆っている部分が一体型になっているとなかなか分解できません。
そうでなければ大丈夫です。
上の画像で言うと一番下のコード根本のカバー部分。
これが本体と一体型になってると、バラし方に戸惑います。
元に戻すのも大変。
修理
ここで「はんだこて」の登場。
こんなやつ見たことありますよね?これ、安くてセット品なので一番オススメです。
私の「はんだこて」は、中学校時代に授業で組み立てて作ったやつです。
それを今でも活用しています。
先ほどのこの画像ですが、
上の矢印のはんだ付けしてある部分から取り外して、断線部分でコードを切断して繋ぎ直すことにしました。
「はんだこて」で「はんだ付け」してある部分を温めて、はんだを溶かします。
![はんだ付けを溶かして離す](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「はんだ」が溶けたら線を抜き取ります。
そして断線部分からジョキンと切り、切り離した分はいらないので捨ててしまいます。
接続
コードを接続するために、被覆を剥いて銅線を少し出してやります。
![線を剥き出す](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
このくらいならストリッパーやニッパーなど、専用の剥具はいりません。
カッターだけでむきむきしちゃいます。
はんだ付け
![はんだ](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
まず接続する部分を「はんだこて」で数秒間温めます。
新たに付けるはんだを溶かすだけでなく、接続部分も温めないと接着があまくなります。
そのまま「はんだ」を「はんだこて」に付けて、「はんだ」を溶かします。
![はんだ付け](https://000363.xyz/ntif/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
溶けた「はんだ」を接続部分に垂らし付ける感じです。
「はんだ」で基盤の接続部が覆われたらばっちりです。
これ、中学校時代に習った記憶ですが、そんなもんで十分できちゃいます。
絶対にやってはいけないこと
このプラスとマイナスの2本コードのはんだ付け部分が接触しないこと。
接触したらショートしてせっかくの修理が台無しになります。
上の画像で言うと、接続部分の上に見える透明なカバーが被せてありました。
これを元に戻して被せておきます。
ドライヤーはこれで毎度毎度自分で直しています。
女性でも簡単なので、内職とかではんだ付けをやってる方も多いですよね?
温風が出ない時
これも同じく接触不良で温風が出なくなることがあります。
この場合はコードの付け根部分ではなく、基盤近くの断線でした。
分解して線が切れ掛かっているところを探して、そこをはんだ付けして修理したことがあります。
ただの接触不良でドライヤー本体を買い換えるのは勿体無いですよね。
毎度毎度壊れるのに、なんで改善してくれないんだろう??
我が家の使い方が粗いだけ??
必要な道具
- はんだ
- はんだこて
- 線を剥くカッターなど
- プラスドライバー
あると便利なものは、作業する時に下に敷く新聞紙や、「はんだこて」の先を拭くいらない雑巾。
出来るだけ余計な物は買いません。
「はんだ」と「はんだこて」なら新しくドライヤーを買うよりも安上がり^^