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皆既日食(ダイヤモンドリング) 金環日食 皆既月食 見れる場所や現地時間を知るには?
次の天文ショーはいつ?日本で見れるのは?
皆既日食ツアーにでも参加するなら現地時間の心配はいらないが、そうでなければしっかりと時間を調べておきたい。
どこで見れるのか、詳細な場所、地域、現地で見れる時間などの調べ方をメモ。
皆既日食予報を調べるサイト 国立天文台
国立天文台(NAOJ)のホームページで詳しい予報を調べる事ができる。
いろいろなサイトがあるが、中心線から食帯を表示したマップや現地時間など、全ての詳細が分かるのでこれが一番素晴らしいと思う。
思うように行かなことがあったので調べ方をメモする。
暦計算室のページへ行くと、「日食各地予報 / 月食各地予報 / 日面経過各地予報 / 惑星食各地予報」と、いろいろ調べることができる。
ここでは日食各地予報のページへ。
①計画内容の欄から調べたい日食の予定を選ぶ。
皆既日食・金環日食・部分日食の予定がズラリと出てくる。
②中心食帯を調べる「Go」をクリック。
地図がgoogleマップに切り替わり、皆既日食の中心線、限界線、食のルートを調べる事ができる。
③「+-」から地図をズームし、観賞したい場所をクリックする。
計算地点の緯度、経度、標高が切り替わる。
④標準時を選択する。(後で解説)
協定世界時との時差を選択。時間を間違えないように注意。
⑤指定地点の予報をする「Go」をクリック。
現地時刻については「食の始め」、「中心食の始め」、「食の最大」、「中心食の終わり」、「食の終わり」 まで、時間の詳細が表示される。
場所・マップも時刻もこれでバッチリ
標準時の選択について 協定世界時との差 UTC
国立天文台(NAOJ)ホームページの暦計算室のページで計算される標準時(現地で使われている時間)は、経度からの推測のため、実際に使われているものと異なる場合がある。
そのため「標準時」の欄は、見る予定の国・地域の、協定世界時との時差を調べて選択する必要がある。
例えば2024年4月8日のニューヨークの皆既日食の例。
日本と外国の時差を調べるのに便利なサイト、Time-j.net 世界時計へ。
ニューヨークとの時差のページを開くと時差が表示される。
「協定世界時との時差 : UTC-4」
ニューヨークは、UTC 協定世界時との時差がマイナス4時間という意味。
サマータイム期間中でUTC-4、冬時間でUTC-5と分かる。
日本の時刻はUTC+9なので、日本とニューヨークの時差は+13時間、日本が13時間進んでいることになる。(ここでは日本との時差は関係ない)
国立天文台(NAOJ)ホームページで日食の予報を見る時、時間を調べる時はこの時差に注意して選択する。
ニューヨークなので「-4時間」を選択してから、指定地点の予報をする「Go」をクリック。
詳細時刻はこれでバッチリ
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