初めての登山用ザック選び。
ザック(バックパック)は実際に店舗で背負ってみないと本当に分からないと実感。
店員さんに選び方を教わりながらいろいろ背負ってみた。
目次
初心者のザックの選び方をメモ 容量表記に驚いた事 体形に合ったサイズ選び
不思議なサイズ表記だ
容量について 日帰り初登山から山小屋1泊程度なら 30L~35L? 表記に注意
日帰りしか考えていなければ20L程度でも十分とのこと。
富士山などで山小屋1泊まで行けるようにとなると30L~35Lの物がお勧めで、『初心者には30Lがお勧め』という記事を多く見る。
30L~35Lなら日帰りでも大きすぎないし安心して長く使える。
メーカーによりサイズ感が違うのでカタログ上の表記だけを見て買わない方が良い。
品名で『〇〇30』と『〇〇35』を見比べると、メーカーによって30の方が大きく見える場合もよくある。
ビックリしたのは品名が『〇〇30』なのに、メーカーの商品札に『容量35L』と書いてあるものまである。
店員さんが言うには『「〇〇30」などの表示はあくまでも品名であって、容量ではない。メーカーにより差がある。』らしい。
背負う時は必ずストラップを調整してフィット感を試す
ザックを背負う時に背負うだけでなくしっかりとベルトを付けてストラップを締めてみないとサイズ感が分からない。
背負い方はこの記事の最後にある『ストラップの調整』が参考になった。
①のストラップを引っ張り締める。
②は背中に向かってゆっくり引っ張る。
③は肩上あたりにあり、慣れないとちょっと分かりづらい。
ここまで締めたらサイズの確認。試着なら4は省略。
サイズの選び方 S?M?L?
同じモデル・同じ容量のザックにもメンズとレディースがあるし、サイズもS/M/Lなどがあり自分の体形に合ったものを選ぶ事ができる。
グレゴリー(GREGORY)の公式通販サイトを参考にして背面長を測定してみると、たぶん『42㎝??』なのでグレゴリーならSサイズのはずだけど。
店員さんも「体形を見る限りMサイズ」と言い、背負ってみてもSはない。
測定が正しくできてない可能性が高く、背面長からサイズを選ぶのは難しい気がした。
実際に背負って確認しないと本当に分からない。
グレゴリー(GREGORY)の公式通販サイトサイズの選び方の『STEP2:サイズを選びましょう』と『フィッティングのいい例/悪い例』はかなり参考になる。
この画像の『ショルダー上部から7.6㎝ほど包み込むように』というのはちょっと分からいづらい。
ここが狭くて窮屈に感じたらサイズが小さい。
ヒップベルトの上端から腰骨までが2.5㎝というのは分かりやすい。
ドンピシャで2.5㎝になるはずはないけど参考にしやすい。
ウエストヒップベルト(ヒップベルト)が半分以上骨盤の上にある状態ではザックを背負う時に腰での支えが効かなくなり、負担が大きくなるのでNG。
ウエストヒップベルト(ヒップベルト)の上端が骨盤の下に来てしまうと大きくてNG。
OSPREY(オスプレー)公式サイトには『骨盤を包み込むように設計されている』と書かれている。
『フィッティングのいい例/悪い例』の画像が分かりやすい。
ザックにある程度の重りが入った状態で確認するのが安心
実際に背負ってみた
試着の時は実際にザック(バックパック)にある程度の重さを加えた方が正確に分かる。
重りになるものを入れてくれるショップもある。
背負ってみるとGREGORY(グレゴリー)や、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の場合Mサイズが丁度良かった。
karrimor( カリマー)のザックを背負ってみると、Mサイズでは少し小さくてウエストベルト(ヒップベルト)が骨盤の上に来てしまう。
先ほど書いたように、ウエストヒップベルト(ヒップベルト)が骨盤の上にある状態ではザックを背負う時に腰での支えが効かなくなり、負担が大きくなるのでNG。
Lサイズを背負ってみるとショルダーハーネス(肩ベルト)と肩の間に空間が大きくできてしまう。
荷物を入れれば重さで下に下がるので、使えない事はなさそうだったがあまり良くないので止めておいた。
自分の体形にはkarrimor( カリマー)は合わないのかもしれない。
このような事があるので、ザックは実際に背負ってみて選ぶ事が重要だと思う。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の場合背負ったときに圧迫感を感じたので、GREGORY(グレゴリー)に決定した。
Gregory(グレゴリー)ZULU35、ネットショッピングで購入。