
ほぼ自分用の登山メモブログですが、僕と同じような初心者や初めて行く人に向けての情報もお伝えしてます。
登山ブログ|栃木県日本百名山 茶臼岳 朝日岳、三本槍岳、赤面山『ルート詳細とコースの感想 危険個所 駐車場 トイレ』などなどメモ

2020/10/16(金)、栃木県~福島県、那須連山へ行ってきた。
『茶臼岳、朝日岳、三本槍岳』を総じて那須岳と言い、那須岳は那須連山の一部だそうな。
茶臼岳、朝日岳、三本槍岳は栃木百名山の一つで、茶臼岳は日本百名山の一つ。

ちょっとややこしい。
那須岳=茶臼岳と思った
日本百名山よりも赤面山を優先してたとは知らなかった…。
ルート詳細『峠の茶屋駐車場→朝日岳(あさひだけ)→三本槍岳(さんぼんやりだけ)→赤面山(あかづらやま)→茶臼岳(ちゃうすだけ)→下山』
計画時の参考データ
- YAMAPタイム:8時間31分
- ヤマケイタイム:8時間46分
- ヤマケイ距離:15.6km
- YAMAP難易度:★★☆☆☆(那須岳)
- YAMAP体力度:★★★☆☆(那須岳)
※コースタイム倍率×1.0
※休憩を含まず
※難易度・体力度はコース無関係で山のデータ
YAMAPの地図について
「登山経験のある40代女性のペース」を想定しております。ややゆっくりめのペースです。YAMAP

YAMAPで計画作成時に距離が分かるといいな。
活動記録
朝日岳・三本槍岳・赤面山・茶臼岳_20201016 / 栗ぼーさんの那須岳・朝日岳(栃木県)・前岳(福島県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
『峠の茶屋駐車場出発(8:00)→朝日岳(9:10)→三本槍岳(10:10)→赤面山(12:15)→茶臼岳(15:10)→駐車場着(16:15)』
タイム | 歩行距離 | 上り | 下り | カロリー | 行動時間 | 休憩時間 | 出発時刻 | 三本槍岳登頂時刻 | 下山時刻 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
08:23 | 17.5km | 1373m | 1376m | 2810kcal | 5:39 | 2:43 | 7:53 | 10:10 | 16:16 |
茶臼岳に行けるかどうか分からず、途中から急ぎ足で頑張った。
那須連山登山 峠の茶屋駐車場から出発
那須ロープウェイ山麓駅(さんろくえき)を通り越すと、この道の突き当りに『峠の茶屋駐車場』(無料)がある。
突き当たりの第一駐車場は100台以上止めれるような広さだが、金曜日の平日(7:40)に到着して既に満車だった。
少し下の第二駐車場になんとか駐車。
合わせて167台分あるが、紅葉シーズンの休日は早朝行かないと止められなそう。
駐車場の奥から登山道へ
登山道がどこにあるのか少し迷ったが、駐車場の奥に行くと道があった。
登山道に入るとすぐに鳥居がある。


オジサンの後ろ姿を撮影
スタートしてすぐ、大きな石がごろごろ。


茶臼岳へ行くか朝日岳へ行くかの分岐点には『峰の茶屋跡避難小屋』

茶臼岳→朝日岳→三本槍岳、と行く人が多いみたいだけど、茶臼岳は後回し。
先に朝日岳と三本槍岳に行き、余裕があれば茶臼岳に行くことにした。
後から茶臼岳が日本百名山と知る。



カメラがおかしいですね・・・
岩場、と言うか大きな石の連続。

↑ このような道はトレッキングポールをしまい、手を使って登った。

こーゆー道もあった方が楽しいよ
景色を撮影しながら進む。
緑の絨毯に赤い紅葉が綺麗。
朝日岳へ進む分岐点には木のベンチがいくつかあり、休憩スポットになってる。

ここに荷物を置いたまま朝日岳山頂へ向かう人が結構いた。
朝日岳に登頂した後はまた必ずここに戻ることになる。
朝日岳(あさひだけ) 山頂 標高1896m

山頂は人が多い。
景色は良いのに写真がイマイチ…。 レンズ曇ってる?


写真ひどすぎ・・・
先程の分岐点に戻り、三本槍岳へ進む。


長閑(のどか)で最高だね
この辺りまでずっと木が少ない。
さらに進むと木が茂ってきた。
三本槍岳まではそれほど遠くない。
三本槍岳(さんぼんやりだけ) 山頂 標高1917m

三本槍岳の山頂は360℃自然に囲まれ良い景色。


大自然に囲まれたこーゆー景色が最高に癒やされる。
ここでも多くの人が休憩してた。
ランチには早かったのでカラムーチョおやつタイム。

ポテチはとてもガサばるので持って来るのを悩むが食べたくなる。
思っていたよりも早かったのでのんびりできた。

赤面山の紅葉きれいだよな〜
この後は茶臼岳に行って帰るつもりだったが、赤面山の紅葉が気になってしまった。
緑の絨毯に真っ赤な紅葉が印象的で、赤面山を近くで見てみたい。
茶臼岳は時間があれば行くことにし、赤面山を優先することにした。
赤面山への分岐。

この後見た目以上に道幅が狭く、足を踏み外しそうになった。
笹で隠れて地面が分からないが、道幅が狭い。
狭い道を進み、途中見える景色に癒やされる。

向かう途中も紅葉が素晴らしい。

ピークはちょっと過ぎてたかな。
緑の絨毯の正体は笹の葉だった。

頭が枝にぶつかりそうなくらい狭いところもある。

赤面山(あかづらやま) 山頂 標高1701m




綺麗だけど、やっぱりカメラがおかしいような。
レンズが曇ってるというより、逆光か?
ちょっと遠かったけど、山頂は思ったとおり良い景色だった。
この景色を見ながらランチタイム。


最高のランチ♪
食べながら近くのベテラン女性に山の名前を教わった。
赤面山を「せきめんざん」と読んでいたが「あかづらやま」が正しいらしい。

戻りながら、緑の絨毯に赤い紅葉、とてもキレイ。
行けるならこの後茶臼岳にも行ってみたい。
暗くなる前に下山出来るかどうか…。
時間が怪しいので急ぎ足で戻る。
進みながらベテラン男性と少しお話。
茶臼岳まで行くか迷っていると、ベテランオジサマに「行ける行けるー」とあおられた。
急ぎめで朝日岳方面→茶臼岳方面へ戻る。


見た目ほど危険じゃないよ
写真だとちょっと危険そうにも見えるけど、このような道は長く続かないし、実際はそう恐くもない。
みんな普通に通ってる。
茶臼岳の辺りにくると何かもくもくと出てた。


硫黄くさっ
茶臼岳(ちゃうすだけ)山頂 標高1915m
15:10頃、なんとか茶臼岳山頂に到着。


ここから見る紅葉もキレイ。
ロープウェイで茶臼岳からの紅葉を見に来る人が多いようだけど、この時間にはほとんど人がいなかった。

この後は下山し、暗くなる前に帰れた。(16:15)
このコースの感想
紅葉時期だしどれも知らない山だったので、行ってみたくて急ぎ足で無理をしてしまった。
結構急ぎペースでやっとこの時間。
けど今回の那須連山はアップダウンがあまりないためか、距離の割には疲労が少ないように感じた。
赤面山の景色が1番好みだったので、来年は紅葉のピーク時期にまた来たい。
紅葉時期の土日は道路が大混雑するので早く到着するように注意。
次回は『峠の茶屋駐車場→三本槍岳→赤面山→峠の茶屋駐車場』でも十分な気がした。
マウントジーンズスキー場出発→赤面山でも良いかも。

那須連山、楽しかった~
那須ロープウェイもある
那須ロープウェイ山麓駅(さんろくえき)から乗り、『那須岳山頂駅』で降りてもそこから茶臼岳山頂まで約40分かかる。
今回利用した峠の茶屋駐車場から茶臼岳山頂までは約80分。
どこまで行くかに寄るけど、ロープウェイを使わなくてもそう遠くはない。
那須連山 登山者の駐車場とトイレ事情
いつも悩みの種になるトイレ事情。
登山前にはしっかり済ませたい。
『那須ロープウェイ』 トイレ有り
那須ロープウェイを利用する場合、山麓駅にも山頂駅にもトイレがある。(参考)
『峠の茶屋駐車場』無料 トイレ有り

今回の出発地点、峠の茶屋駐車場にもトイレがあるが、あまりキレイではない。
長-いトイレは道の駅でゆっくり済ませたい。
冬季はこの道路が一部閉鎖するので注意。
路線名 | 通行止め区間及び延長 | 通行止め期間 | 備考 |
---|---|---|---|
県道17 那須高原線 |
那須町湯本大丸温泉先から 那須町湯本峠の茶屋登山口園地まで 2.3km |
令和2年12月14日12時から 令和3年3月30日12時まで |
3月15日から一部解除予定 (ロープウェイ山麓駅まで) |
※最新の情報は栃木県ホームページで確認。
『大丸駐車場』 大丸公衆トイレ
那須ロープウェイの少し手前にあるが、峠の茶屋駐車場のトイレよりは綺麗だと思う。
『道の駅やいた』のトイレ
今回の登山の前日、ここのトイレを利用したらスマホが水没してしまい登山を断念して帰宅。
もうここは利用しないことにした。

道の駅やいたのせいではない
『道の駅 湯の香しおばら』のトイレ
登山開始前のトイレはここが定番になりそう。
登山ルート上のお花摘み事情… 誰も教えてくれないし…
この日は金曜日だったが、紅葉シーズンのためいつもより人が多かったと思う。
那須連山の登山道は木が少なくて、山の中に行くのとはちょっと違う印象がある。
木が少ないせいか、ルート上のお花摘みスポットがあまりないように感じた。(注:男です)
朝日岳から三本槍岳に向かう途中、茂みで隠れるような道になり、ささっとお花摘み…。
赤面山へ向かう分岐の後、周りから見えないような草ぼーぼーの道だったので、ここでまたお花摘み。

誰も聞いてませんね。
お腹を壊したらどうしようといつも不安。
必要な水分量・飲み物 メモ
- 所持した水分量:アクエリアス1L+水1L
- 水分摂取量:約1.3L
この日の気温と服装 メモ(2020/10/16)
- 天気:晴れ
- 高度2000付近:3℃(予報)
- 服装下:サポートタイツ+夏用薄い生地のパンツ(ズボン)
- 服装上(行動中):ほぼ半袖Tシャツのみで、薄めのアウターを着たり脱いだり
- 山頂での休憩中:半袖Tシャツ+フリース+薄いアウター
- 手袋:ノーマル(防寒でない)
- 帽子:キャップ
半袖の人はほぼいなかった。
手袋がないと手が冷たい。
それほど寒くないが、風が吹くと冷たい。
このくらいの気温になると天候が悪化した時はかなり寒くなりそう。
防寒対策がないともしもの時に困りそう。